2019年9月6日金曜日

セミナー「なるほどワークライフバランス」を開催しました

高島市内の企業・団体に呼び掛けて、ワークライフバランスを学ぶセミナーを開催しましたところ、各職場から25名のご参加がありました。

ワークライフバランス推進のプロコンサルティング集団WLBC関西より、福井正樹先生をお招きし、令和元年9月5日安曇川公民館ふじのきホールにおいて実施しました。












福井先生は、青年期、結婚期、子育て期、介護期とステージの変遷の中で、
アルバイトから猛烈編集者へ、また建設会社経営者、講師業へと転身され、
それぞれの年代や立場でどのように仕事に取組み、家族との生活をどのように営んでこられたか、実体験に基づいたお話をしていただきました。

それぞれのステージで、その人にとってのワークライフバランスは形や割合を変えながら実践していくものだということを学びました。
単純に仕事において時短を行うことが生活を豊かにするのではなく、仕事のクオリティを常にあげる努力をしながら、生活の時間を獲得していく闘いこそがワ―クライフバランスであるとお話しいただきました。
豊かな人生を送るために、人として生きることの意味は何なのか・・・考えさせられる内容でした。

今後も、市内の企業や団体様には、子育てや結婚の支援についての情報提供を行うとともに、子育てや結婚の希望がかなう環境つくりに取り組んでいきたいと考えています。


2019年9月3日火曜日

子育て講座「元気な身体を支える歯ッピーなおはなし」を開催しました。

今年度から高島保健所の所長として着任された井下英二先生をお招きして、乳幼児期から、高齢者に至るまでの口腔ケアのお話しをしていただきました。

井下先生は、滋賀県の健康福祉部の技監として、また感染症や食中毒などの検査、健康情報の分析などを行う衛生科学センターの所長としてもご活躍で、県民がハッピーになるためのヘルスプロモーションのリーダー的存在です。














滋賀県の平均寿命が日本一になった理由の分析からおはなしから始まり、口の衰えが死亡リスクを倍増するなど、口と体の関係についてや、虫歯・歯周病の予防についてを、乳幼児期・学童期・成人期・妊娠期・育児期・壮年期・高齢期各段階ごとに詳しく楽しくお話しいただきました。
フッ素洗口の効果、食生活で心掛けること、歯磨きの大切さ、8020運動のこと・・・

 


16名のご参加があり、 講座終了後も、子育て真っ最中のお母さん達から次々、質問が飛び出しました。
Q「同じスプーンで食べさせると虫歯がうると聞き、チューも我慢しています。」
A「口腔菌の多いお母さんからはどうしてもうつります。お母さん自身が口腔菌をなくすよう努力しましょう。」
Q「乳酸飲料をなるべく飲ましたくないけれど、いつごろからが適当か?」
A「毎日10本も飲むような習慣をつけなければ大丈夫。良くないから飲ませないで育てようなどがちがちに考えない方がよい子に育つよ~」
など・・・
子育てのヒントや、子どもの健康は、子どもを取り巻く環境づくりによって守られるという、単なる口腔ケアのお話しだけにとどまらない素敵なおはなしでした。