2018年10月2日火曜日

子育て3連続講座「心の発達と保護者のかかわり」を開催しました

高島市ファミリーサポートセンターのサポータ―養成講座の中から
特に子育て中の方に聞いていただきたい講座を取り上げてご案内しています。
9月29日(土)、「心の発達と保護者のかかわり」と題して、
発達相談員(心理判定員)の小菅孝子先生にお話しいただきました。


色々な場面で、子育て中の方や、支援者に寄り添ってこられた小菅先生のお話しはいつも私たちの心に安心感と、勇気を与えてくださいます。
実際の子どもの行動や、保護者のかかわり方の例をいくつもあげてくださり、とてもわかりやすいおはなしでした。
子どもの発達の仕組みや、子どもの育つ力について知ることは子どもと接するうえで大切なことだと、あらためて感じました。
 

「情緒を育てる」ことは、自立心や適応能力、知力を育む土台となる大切なことです。困った時に助けてくれる、できた時にはほめてくれる大人がいる安心感が子どもにとって必要であり、情緒が育たないままに、知力や自立心を求めるケースにおいては、家庭内暴力、リストカット、登校拒否などに陥る可能性もあると学びました。しっかり情緒を育てることで子どもは様々な力を自らつけていくことができるのでしょう。
反抗期の大切さについても学びました。反抗期は親からの信号と自分流にしたいという気持の折り合いをつけようとする時期です。禁止や指示を繰り返すことにより、なんでも先回りして子どもの持っている力を奪ってしまうと、反抗期がなくなり、親の価値観の中から抜け出せなくなる可能性があるそうです。

しつけなくてはいけない、しっかり育てなくてはいけない、という思いにとらわれすぎず、ゆったり構えて急がず焦らず子育てをする。無理強いや、価値観の押し付けでなく、子どもの気持ちに共感することが大切だと学びました。

小菅先生の巡回子育て相談は次の通りです。
10/11(木)10:00~12:00中央ユニバーサルこども園チューリップ(要お問合せ)32-0575
10/12(金)10:00~12:00朽木地域子育て支援センター(座談会)38-2070
10/24(水)10:00~14:30なないろこども園ふれあいひろば(お問合せ)22-0314
11/7(水)10:00~12:00新旭地域子育て支援センター(要事前申し込み)25-3399
11/14(水)10:00~12:00南部地域子育て支援センター(個別相談要予約)36-0660
11/21(水)10:00~14:30なないろこども園ふれあい広場(お問合せ)22-0314


2018年9月25日火曜日

くるくる市inふくしまつりを行いました

秋晴れのさわやかな日に、「新旭地域ふくしまつり」が行われました。
その一角で、高島市ファミリー・サポート・センターとたかしま結びと育ちの応援団は「くるくる市」を行いました。
大人64人こども55人合わせて119名のご来場がありました。
使わなくなったおもちゃや、小さくなった洋服などを持ち寄って皆さんで交換しあいました。

そろそろ季節替わりですね。
衣替えをされた時など、まだまだ着られそうな小さくなった子供服など、とっておいて「くるくる市」に出してください。
必要とされている方がいらっしゃるかもしれません。
次回は10/14(日)「ゆめパレット高島フェスタ&ゆめ咲くマルシェ」にて行います。
場所は高島市働く女性の家です。


ファミサポ子育てサポーター養成講座が開催されています

9月22日より「子育てサポーター養成講座」が始まりました。
初日は開講式と「子どもの栄養と食生活」「こどもの安全~ヒヤリハット」の2講座が行われました。
管理栄養士さんから、離乳食についてお話いただき、前期、中期、後期の違いなどを試食をしながら学びました。
ヒヤリハットでは、こどもの預かりを行う上で、潜んでいる危険について参加者同士考えるワークをおこないました。

10月27日まで毎週土曜日に、子育てに関する魅力的な講座が続いています。
興味のある内容が見つかったら、1講座からでもぜひご受講ください。

9/29AM「身体の発達と病気」あいりんクリニック前田昌彦氏
9/29PM「心の発達と保護者のかかわり」発達相談員小菅孝子氏
10/6AM「小児看護の基礎知識」保健師・看護師岡本行子氏
10/6PM「こどもの病気とケア」保健師・看護師岡本行子氏
10/13AM「こどもの遊び」レクレーション介護士小田由美子氏
10/13PM「ほめる叱るは人育て」保育士嶋﨑ひな子氏
10/20AM「保育の心」子育て支援課参事奥田恵美子氏
10/20PM「障害のある子どもの預かりについて」保健師・看護師岡本行子氏
10/27AM「子育て支援サービスを提供するために」子ども未来部次長山本純子氏
「ファミリーサポートセンターの活動・子育て支援事業について」ファミサポ事務局・たかしま結びと育ちの応援団
10/27PM「人権とサポーターの心得」ファミサポ事務局・元気な仲間代表谷仙一郎

お申込み・お問い合わせはファミサポ事務局📞0740-33-7805までどうぞ。

 

2018年8月23日木曜日

だっこっとおんぶの勉強会を行いました

たかしま結びと育ちの応援団では、2年続けて、NPO法人子育てを楽しむ会の迫きよみ先生から、ひもを使っただっことおんぶの方法を教えていただきました。
ひもを使っただっこやおんぶは、手軽であるばかりか、赤ちゃんへの安全にも優れ、パパママの体への負担が軽く、まだ知らない方へぜひ伝えていきたいことです。
今回は、市内の支援室、こども園の0~1歳児担当の保育士さんなどと一緒に練習をしました。



高島市の特産である晒やちぢみを使ったひもで、3キログラムの赤ちゃん人形を順番にだっこ(おんぶ)してみました。実際に体験してみるとその良さがわかり、現場で他の先生にもぜひ伝えたいと写真を撮って記録をされていました。
こども園や、支援室から現役のママさんたちへ発信することができれば、さらに広がっていくことでしょう。

たかしま結びと育ちの応援団では、今後も随時勉強会を実施していきたいと考えています。ぜひお申し出ください。1時間程度で行えます。

マタニティカフェでレジンアクセ作りを楽しみました

今年度3回目のマタニティカフェには、8人のマタニティママさんが参加してくださいました。
6か月の方から、臨月を迎えられている方まで、初めてお顔を合わされる方同士でしたが、和気あいあいと作品作りを楽しみました。

お天気が良く、太陽の当たるところに置くと、見る見るかたまって、素敵な作品ができました。簡単手軽にできるレジンアクセサリー。良い息抜きになったのではないでしょうか。
大きなおなかを抱えたママさんたちには、猛暑は大変なことでしょうが、もうすぐ生まれてくる赤ちゃんを楽しみに、お話しの弾んだひと時でした。



2018年8月4日土曜日

子育て講座「親子で楽しむアナログゲーム」を開催しました

夏休み特別企画として
親子で参加していただける講座
「親子で楽しむ♪アナログゲーム」を開催しました。

電源を使わないカードゲームや、ボードゲームのことを
アナログゲームと呼びます。
デジタルゲームが全盛の今ですが、
子どもから大人まで、幅広く人気があり、
行列のできるボードゲームカフェもあるほどだそうです。
実に様々な種類のものが出ています。

講師の是永麻記子さん(高島市社会福祉協議会子どものあしたコーディネーター)は、
スクールソーシャルワーカーとしての活動の中で
アナログゲームに出会われ、精通されています。
当日は、たくさんのゲームを持参してくださいました。

・形や、色を見比べる
・数を数える
読んだり書いたりすることが苦手な子でも
現物を目の前にするとイメージがしやすく
楽しく学ぶことができます。

・順番を守る
・ルールを守る
といった基本的なことも遊びを通して身に付きます。

・わからないことは質問する
・相手の気持を推し量る
・駆け引きをする
コミュニケーションをとることも自然と体験できます。

・負けても悔しさを我慢する
・できた!勝った!という成功体験ができる
・楽しさを体験する
遊びが深まってくると、様々な経験として
子どもの心に蓄積されていきます。


年齢に応じた、色々なゲームを親子で体験しました。



お父さん、お母さんも本気になって子どもと遊ぶ時間が、子どもの育ちに大切なのでは
ないかと思いました。
ご家庭で気軽に楽しめるアナログゲーム、ぜひ体験してみてください。
当事務所にも、いくつかございます。ぜひ遊びに来てください!




2018年7月28日土曜日

つつましく、たくましく、可憐な百日紅

朝、教会の門をくぐりぬける時
バラの季節は終わったはずなのに
ピンクの花影が視界に残りました。
「ん?」
振り返ってみると百日紅なのです。
百日紅の木があったとは気づかなかったわ、と
よくよく見てみると・・・
なんと煉瓦とコンクリの間から芽が出ているではありませんか!
そのつつましく、たくましい生命力に
朝から元気をいただきました。