たかしま結びと育ちの応援団では、
高島市内の子育て支援機関が集まり
互いの取り組みや連携について
情報交換する機会を設けています。
今年度2回目は10月26日に行いました。
利用者支援事業の研究や、
地域子ども子育て支援に関する研究をされている
びわこ学院大学の榎本祐子先生にお越しいただき
他市町の事例などを紹介していただきながら、
なぜ連携が難しいのか、
それらの課題にどのように向き合うのかを
お話いただきました。
その後、4つのグループに分かれて、
実際各機関であった相談事例に沿って
どのように対応したか、
今後どうするとよいか・・・
など話し合いました。
・担当者同士の顔が見える関係性が大切。
・担当者が代わっても、うまく引き継げる仕組みが必要。
・どの機関がどのような専門性を持っていて、
どのような得意(強み)があるのかを
各機関が共有することが必要。
・ ICTを活用し効率的に、誰もが使えるシステムがあるとよい。
などの意見が出され、
先生からは支援するうえで大切な視点について、
・援助される人とする人が互いに平等であるという前提こそ
一人ひとりを助けることにつながる。
・困っている人にも強みはある。
何もできない人ではないという視点が大切。
・ 困っている人だけを助けるのではなく、
より楽しく生きることが大切という視点を持つことが大切。
とお話しいただきました。また、
今回、みなさんと話をして、高島市での取り組みや
思いがわかり勉強になった。
高島市の子育て支援機関がこうした会議を通じて
つながっていることは意義がある。
との講評をいただきました。
次回も榎本先生にお越しいただき、
さらに深めていきたいと考えています。